外国人雇用マガジン

Vol.5 外国人技能実習生総合保険ってなに?

配信日:2020年11月27日

技能実習生は、受入企業に配属されると社会保険に加入しますが、母国を出発して配属まで約1か月の入国後講習期間中は、保険のない状態になります。

日本人には「保険がない状態」というのはピンと来ないかもしれませんが、健康保険に加入していないと病院で診察を受けても、事故で入院しても、かかる費用を100%だれかが負担しなければならないということです。


そんなリスクを回避するために加入するのが「外国人技能実習生総合保険」です。
実習期間中の全期間をカバーし、母国を出国する時から一定期間は100%補償するというものです。


当組合で推奨している実習生総合保険についてご説明すると、

補償の範囲は、母国を出国してから受入企業に配属されるまでの期間を100%補償し、配属後は30%の補償が帰国時まで続きます。

30%というのは、受入企業で加入する健康保険で70%が補償されるので、残り30%をこの保険でカバーし、実質実習生本人の負担は「0(ゼロ)」になるということです。


次に補償内容ですが、こんな場合も補償してくれます。

・救援者費用等保険金…危篤や死亡の場合に、来日する親族の渡航費用や、遺体移送費用
・賠償責任保険金…誤って他人に怪我をさせて、損害賠償責任を負担したとき
・地震による怪我や死亡も補償!

なかなか有益な保険だと思います。

実際に、技能実習生が仕事を始めると思いもよらない怪我や病気に見舞われることがあります。

金属加工の会社では、細かい金属片が目に入って眼科を受診したり、真夏の建設業では熱中症になるなど…。
また、配属前に新型コロナ感染を疑われた実習生もいました。

結石や痔、結核や盲腸など、母国と大きく違う環境で働く実習生にとってはストレスも重なり、病院にかかるケースは多いと感じます。

日本で元気に頑張る実習生を後押しする強い味方、それが実習生総合保険なんですね。

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